悪い印象を持たれやすいSES事業

Webメディア「はたママ Project」を運営する弊社シンプルメーカーでは、社員の約8割が子育て中の女性です。
弊社では元々子育てを理由に働くことができない方にテレワークと時短を組み合わせることで働く場を提供しています。

元々システム開発を受託で行っていた弊社ですが、現在はSES(システムエンジニアリングサービス)事業を行っております。
SESという悪い印象を持たれる方がいらっしゃいます。過酷な労働環境や、ピンハネ、人材を使い捨てにするイメージを持たれる方が多いようです。

芸能事務所のような存在

確かにそういうSESの会社もあると思いますが、弊社はどちらかというと、芸能事務所のような存在だと考えています。
タレントを育成して、タレントをレコード会社やテレビ局に売り込み、デビューさせていく、芸能事務所に似た存在だと思います。
弊社は、出産・育児をきっかけにブランクのある方を採用し育成しています。そして、子育てしながらでもお仕事を頂けるクライアントを探します。子育てに対して理解を持ち、子育てしながらでも働けるようにクライアント企業様と調整して、子育てする方が安心して働ける場を作っています。

写真は、ワークショップと食事会の様子(2019年)

はたママProjectの活動をする中で、子育てをする女性に対して厳しい姿勢を見せる方もいます。まだまだジェンダー問題に対して理解が進んでいません。やはり子育て中の女性は社会的に弱い立場に置かれていると言わざるおえません。そういった方たちを守るためにも我々エージェントが必要だと感じます。

子育て期が終わった方は巣立っていくことが理想

子育て期が終われば、弊社の役目は終わります。子育て期もキャリアをつなげることができたママさんは、より好条件の会社に転職したり、フリーランスになってくれたら良いなと思います。

弊社は、また新たにキャリアに困っている子育てしている方を採用し、育てていくことで、社会に良い循環が生まれるのではないかと考えています。
そのため、事業で出た利益は、新しい子育てエンジニアの育成に活かしていきます。